Murdannia bracteata (C.B.Clarke) J.K.Morton
マーダンニア・ブラクテアタ(ツユクサ科)


独特の密生した花序が特徴のツユクサ科イボクサ属の多年生植物、 中国・台湾・タイ・ラオス・マレーシア・ベトナムに分布する。 マレーシア辺りの多くの人々は、伝統的に腎臓病や肝臓病に効果がある民間薬として利用していて、その薬効が最近証明されつつある。


 1. 全体

 2. 茎の根元からシュートを出す

 
3. 苞が並ぶ花序
 
4. 苞に包まれたつぼみ

種小名のbracteataは“苞葉のある”という意味で、苞が目立つ花序をしている。

5. 花弁は淡紫色、花径約1.4cm 

6.  集散花序 


刮ハは3室で、うち1室は不完全に種子を包んでいる。


7. 3裂する刮ハ (花序の下方から撮影)
 
 8.  刮ハ 約4mm 


 
 9. 種子 放射状に溝、表面に白色の粒状物質



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